本日は、
「開業時に一番速く人気教室にするためのたった一つの成功法」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
LINE公式アカウント
ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話
開業時に一番速く人気教室にするためのたった一つの成功法
本日のテーマは、
「開業時に一番速く人気教室にするためのたった一つの成功法」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
開業時、または新しい講座をリニューアルで立ち上げた時は、
人気教室でにぎわった感じにしたいと考える先生は、多いと思うのですね。
その際、人気教室にするための活動方針について、
どうすれば良いのか、という事をお知りになりたいと思います。
今回はそういった、どう動くと一番早く人気教室にできるのかについて、
いつもとは少し違った観点からお話してみたいと思います。
人気教室になる理由は、難しいスキルや知識を教えられるから…ではない
これはどういう事なのかというと、
完成度が6割でも良いから、先に講座を作って、生徒さんを集めて運営をしてみる、
ということです。
未完成でも良いので、調査的に講座やってみても良い、という考え方ですね。
たとえば、仮に二人の方がおられて、スタートラインが全く同じだったとします。
技能や知識も全く同じという、AさんとBさんがいると考えてみましょう。
Aさんは、まだまだ勉強がしたいというタイプです。
信頼される先生になるには、もっと勉強しなくちゃいけないということで、
有名な製菓学校に通ったり、有名な先生に付いて学んでいるという形ですね。
一方でBさんは、スタート地点はAさんと同じですが、
ある程度は教えられるということで、自分より知識が少ない人を中心に集めると決めて、
この技術で良いから教室を作ろう、と進めている人です。
このAさんとBさん、どっちが1年後、3年後に人気になっているか考えると、
どう考えてもBさんなのですね。
なぜなら、そもそもAさんはまだ教室をやっていないからです。
より良いものを作るために学び続けている状況ですね。
ここは教室業の重要な部分となるのですが、
素晴らしい技術や知識を持っている先生のところに人が集まるのかというと、
必ずしもそうではありません。
身につけた知識や技術はAさんの方が長けているのかもしれませんが、
身につけたものを人に伝える技術は、すでに教室をやっているBさんの方がある訳です。
教室業という特性を考えた時、
教えるのが上手い先生の教室に人が集まる、というポイントがあるのですね。
そうすると、人をたくさん教えると、教えるのが上手くなります。
技術や知識を持っている事と、
それを伝えるのが上手かどうかは、別問題なのです。
ここは、教室業にとってとても大事な話ですので、
お伝えをしたいと思うのですが、
人気教室は、難しい技術を教えているから人気なのではなく、
通いやすく、成果が出やすい教室だから人気なのです。
そうすると、教える経験値が高い方が人気教室になる確率も高くなりますね。
アウトプットのためのインプットには、5倍のインプットが必要となる
今、自分が何か学んだことがあるとします。
たとえば、わたしは本もよく読むのですが、その本の内容を学び、
それを伝えようとすると、何度も本を読み返すのですね。
たまたま今、「行動の品質」という本が手元にあるのですが、
この内容を人にえるようとすると、中身を熟知していないとダメだというのが、
伝えようとした瞬間に分かるのです。
聴く人が理解できるように伝えないといけないからです。
ですので、結論から言うと、
アウトプット量が多いほど、インプットの質が上がっていきます。
伝えれば伝えるほど、講師としての質が上がって良く、という事ですね。
ある説によると、自分だけが分かっていたら良い、というレベルのインプットが1とすると、
人に伝えるためには、その5倍のインプットが必要になるそうです。
つまり、先生になるためには伝えたい人の5倍よく知っておく必要があるという事ですね。
そうすると、すでに教室を初めて、伝え続けている人と、
自分の中で学びを深めている人では、5倍の差がある訳です。
ですので、人気教室にしたければ、教える方を優先した方が良いのですね。
今の自分の知識では、レッスン料が取れないというなら、
むしろ、タダでもいいので、人に教える練習をした方が良いくらいです。
人に教えると、想定外の事も起こってきます。
自分がこういう風に伝えたはずなのに、なんでこういう結果になるのだろう、
といったシーンに遭遇する機会も増えてきますね。
そうすると、まずは自分の伝え方を疑ってみてください。
そこから、どう伝えたら良いのかという練習をしてみるなど、
教室の先生としての技術も高まっていくのですね。
人気教室になるためには、一人で壁打ちをしているだけではダメなのです。
教える経験値を積んだ方が、どう考えても人気教室になる近道です。
スタートラインが同じでも、5倍の差が広がっていく
技術や技能があればあるほど、生徒さんが多く来るだろうというのは勘違いで、
教えて教えて、その上でさらにこの知識が必要だとなった時に、
アウトプット前提でのインプットをしていくという先生の元に、生徒さんが多く集まります。
たとえば、もう仕事にはなっていますが、私の趣味の領域では写真があります。
これは好きで学んでいるですが、写真については割と面倒なことまで学んでいます。(苦笑)
暗室に入って自分で写真を現像する、といったところも勉強したのですが、
アウトプット前提で学ぶと、インプットの質が変わってきます。
サックスの方に関しては、これも好きなのですが、アウトプット前提で練習をしています。
クライアントさんに心に癒し、勇気や元気を与えるために、
私の音楽を使いたいと思って、その観点から練習をしているのですね。
つまり、最初から「人にどう伝えるかというところから」、練習をしているのです。
そのようにアウトプットを前提にすると、インプットの質がすごく高まります。
ですので、自分の教室の質を上げたければ、どんどん教えなくてはいけません。
一人で趣味としてやるなら、その必要はありませんが、
仕事に活かしていくなら、ある程度、教えるレベルになった時点で、
どんどん教えて、その中でブラッシュアップしていく方が、圧倒的に早道です。
アウトプット前提のインプットは、5倍のインプットが必要となりますので、
開業時に全く同じスタートラインでも、すでに教え始めているBさんの方が、
5倍速くインプットし、教室として成り立っていくという事になります。
インプットとアウトプットのサイクル自体も速くなりますので、
圧倒的に、人気教室になる速度が早くなります。
ですので、まず6割でも良いからやり始めて、
その中で修正をしていく方が良いのですね。
開業時に一番速く人気教室にするためのたった一つの成功法 まとめ
今回の内容をまとめますと、
「開業時に一番速く人気教室にするためのたった一つの成功法」
というのは、
学び続けるよりも、アウトプットの量を増やすという事です。
生徒さんに教える経験値を増やす方が、早いのですね。
これが開業時に最も大事なポイントになりますので、
今も学びを続けている方もおられるかとは思いますが、
どんどんアウトプットして、教えていくという事をお考えいただければと思います。
ぜひご参考にしてみてください。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
LINE公式アカウント
ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話